優しいホモたち

この辺にぃ、急に虚しさを感じる人たち、来てるらしいっすよ!

僕の今

今何が起こってるのか。

後輩ちゃんは、目の前のことに、いつも一生懸命で、努力家で、負けず嫌いで、ガッツがある。

僕は、目の前のことに消極的で、引っ込み思案で、どこか一歩さがってて…。
でも、一生懸命にはなんだかんだやっている。
今やっていることが何なのか、振り返ったときにどうなっているのか、それを思案しながらいつも、考える方が先で、なかなか行動にうつせない。

そんな僕のことを、後輩ちゃんはうさぎとかめだといつだったか例えてくれた。
目的地は同じ。先輩は遅くても進んでる、亀なんですよと、励ましてくれたことがある。

確かにそうだ。
自分の進む道なのに、誰かと比べて焦っていて、僕はいつも身体を壊す。こうして悩んだり、考えたりすることは、今は進んでるように見えないかもしれないし、先生や教える立場からすれば、困った生徒かもしれないが、着実に進めている。
そこは誰かと比べるようなものじゃないのだ。

ただ、誰かに、上手な人や、得意な人から、見習えることはたくさんあるし、学べることもたくさんある。それは、素直に習えばいい。
だけど、その人と比べて自分は遅いとか、どうだとか、比べることは必要ない。
それに、僕は僕の歩き方で、これまで進んできた。

できたことは少ないかもしれない。
それが職人という仕事につながるとも限らない。
でも、振り返れば僕のしてきたことが分かる。僕の今していることが、いったい、何に繋がっていくのか。

僕は、自分の今が辛かったから、誰かに、後から入ってくる子達にそんな辛いだけの思い出を振り返って欲しくないと、ただ純粋にそう思った。
いつも、僕の今は辛いのだ。
結果も出せない、うだつも上がらない。
だけど、振り返ってみれば、いつもその辛さが僕の原動力になっている。だから、後輩ちゃんも僕を信頼してくれている。

だから、僕は今が辛くても向き合おうと思う。
せめて一生懸命やろうと思う。

今すぐの結果にはなかなか繋がらないし、周りからは孤立してしまうことも多いし、誰かに面倒かけてしまうこともたくさんある。

そこに甘えるのではなく、僕もできないなりに、孤立しないようにしたり、面倒をかける前に、面倒を見るようにしてみたりしてみよう。
できないからって、やらなかったら、迷惑かけるからって挑戦しなかったら、できるかどうかすら分からないし、出来るようにもならない。

また、挑戦してみよう。僕は社会に向いてないと、自分では思っていたけれど、そんなもの、まだ挑戦のうちに入っていなかった。まだまだ、やれることはたくさんある。それをやりきってみるのも良い。
きっと、やりきれないほどに挑戦することは星のように数多くある。それに、挑戦して、たまには休憩して、また挑戦して、きっと挑戦は終わらない。

僕の今に、一生かけて挑戦しよう。

振り返ればきっと、僕のしてきたことが分かる。

僕の今は、いつも辛いのだ。