優しいホモたち

この辺にぃ、急に虚しさを感じる人たち、来てるらしいっすよ!

半年間のフリータイム

 

社会のことがどうも好きになれなかった。これから長い付き合いになる、というかすでに生まれてこの方、ずっと付き合ってきたはずなのに、お前のことが好きになれなかったんだよ(宣戦布告)

 

だから僕は親のすねをかじれるうちに、社会からひきこもって身を守ればいいじゃないかと思いましたが、やっぱり逃げてもぜんぜん気持ちよくありません。開き直れればいいけれど、そこはやはり中途半端に、踏ん切りがつけられない。甘ん坊さんですね。

 

だから背中を押してくれるようなシリーズが流行るんですかね?頑張れ♡頑張れ♡とか、いっぱい出せたね♡えらいえらい♡的なアレですね(満たされない幼児性)。

 

そんなことはともかく敵前逃亡しました。就活なんか怖くてやってられるか!

やりたくないことを無理やり押しつける仕組みを引き継ぐくらいなら潔く僕は死を受け入れます!(ニート並の矛盾)

死にたくないけど、生きて居たくもない。ほんと、そんな気持ちでしたよ。

 

じゃ、今は?というと、こんなことを言うとやっぱり違うじゃないか(落胆)、虚しいとか言ってたのにおかしいだろうよォ、なァ?(憤怒)とか思われそうですが、今は生きてみることにしています。いえ、死んでみるまでとりあえず生きてみるというのが正しい。だって、悔しいですよ。何がって、引きこもって何もできないことが。こんなの間違ってるって叫べないことが。それを訴えても誰も信じさせることができない、無力なことが。

 

僕はもともとはやりたいことがあってキラキラと輝いていたんですよ。気持ち悪いですね(メンヘラ特有の自己嫌悪型自己語り)。

ところが、見れば見るほどに、そんなにキラキラした目で見るものじゃないってことに、気がついていったのです。ある冬に派遣でコンビニの惣菜を作ってる工場で働いてみました。そこではすべての人間がバイオハザードスーツのような服を装備し、家畜のように人間が並べられて、機械的な作業に従事して、およそ、人のする仕事ではないことが平然と、繰り広げられている!と初めてその光景を見た時に思ったのです。ありのままに。

別にコンビニくらいいいだろうがよ、と思うかもしれません。そんなことも知らなかったの?そんなんじゃ甘いよ?(人生)と仰るのもごもっともです。

しかし衝撃的でした。自分の気軽に食べているものがこうして届けられているのかと思うと、別に意識高い系とかではないですよ、本当に衝撃的だったわけです。

でも数少ない友人たちに話しても、やっぱり反応は薄く、部活の同期にいたっては、え、そんなん(今自分たちが食べていることとその人たちが仕事をしている環境とは)関係ないっしょって感じでまったく取り合ってはもらえませんでした。

 

とにかく自分が生活している裏でどれほどの人たちが、こういった労働を自ら進んでしているにせよ、社会的な要請、立場、身分から強いられているにしろ存在しているのだと考えると闇の深さを感じました。

それと同時にこんな仕事なんてしなくていいから(良心)とさえ思いました。

こんな仕事なんてしなくていいから、とりあえずそこまでして24時間のコンビニなんて欲しくない。素直で純粋無垢な感想を述べることが許されるなら好き勝手にそう吐露させていただきます(遠い目)。

 

あ、お前さ、シノダさ、なんで世の中に仕事があるのか、なかなか分かってないみたいだよな?(威圧)

 

いや・・・そんなこと・・・(粛清)

 

コンビニ食品工場にバイトしに行っただけで世の中への見方が180度転換する男。ふう。

生きてえなぁ。空手部はなにに使っても妙な寂しさがにじみ出てくる、この辺がセクシーっ。エロいっ。