理想の上司
部活時代、ファーストトップの相方です。
彼は信頼できます。卒業までの半年勉強して、公務員試験を受けて、見事地元の消防士になりました。すごい。
すごいじゃねえよ、他人事じゃなくておめえもがんばんだよ!
声が聞こえる・・・
うんうん、頑張るぞ。
で。
ファーストの相方と一緒に運営の仕事のとき。
ぼさっとしがちな僕に対して、あれやこれやまずは言いつけるも、僕がいつまでたっても動かない。
仕事のやり方が分からないんだという甘ったれた旨を告げて、真摯に正直に相談しました。
後輩にも喜んでほしかったし。
そして彼は少し考えて、次回から今度はやることリストをメールで送ってきて、期日と締め切りをしっかりと明示して、いつまでにこれだけやること。
こんな具合に。
今月中に終わらせること!
◆賛助連絡と楽譜づくり
◆プルト表作成
◆後輩楽譜づくり
◆練習内容相談
で、僕はそれに対して進捗と報告をします。
まず出来そうか、出来なさそうかからはじめは入り、時間がとれなさそうならいつやるのかとか、今だけ学業が忙しいとか、お互いの都合をつけながら、期限内に達成していきました。
当たり前のことなんですが。
どんな仕事があって、いつまでに何を終わらせればいいのか?という仕事のリストアップとその思考作業。
これ、僕は最初、ぜーんぜんできなかったんです。
わからないことがわからない状態。
何をって、何があるの?何すればいいの?
どうやったらやることを考えられるの?
でもー、甘ったれた話ですが、相方がこうやってリストアップしてくれて、報連相をしてるうちに仕事の進め方が分かってきます。コツが、分かってくるんですね。
あー!じゃあ今度はこれがやらなきゃ行けないことだね、とか。自分から提案するくらいには、なれました。
だから理想の上司は彼です。
できないというよりは、やったことがなくて、右往左往してた、ってのが正しい。でも、やっぱり、いざ仕事を!となれば、これらが新しい環境で新しい業務で、新しい人間関係でやってくわけですから、僕の脳ミソにとってはここがまず難所です。
でも、ここさえ越えちゃえばなんとかなるかなって、今は思います。彼みたいな人が、仕事場にいるかって、いたら相当ラッキーだし、僕、単なる足手纏いじゃないですか。
せっかく意欲はあるのに、と久しぶりの面接を前にして、自分を奮い立たせる、年齢相応の努力をしているであろう、23歳の男でした。
のんびりすぎるかな。やっぱり、亀ですねえ(笑)